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雪割草・カタクリ三昧の一日。2018/3/31日

(2018/3/31日 雪割草)


重い雲が垂れこめて、荒れ狂う波が飛沫を飛ばしていた冬も、日本海の彼方に佐渡島の金北山が白く朧に霞む頃、この辺りの山々には一斉に雪割草(オオミスミソウ)やカタクリの花が咲き山を彩ります。

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山で咲く花では、雪割草が一番弥好きな花で、もう数十年も毎年のように、弥彦・角田・樋曾山・国上とこの辺りの山で雪割草やカタクリの花を楽しんでいます。


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その為、この界隈の山には沢山の想い出があります。特に忘れられないのが、十数年前の3月末の頃、仕事帰りの途中で、大きな本屋さんに寄り、山の本を立ち読みしていました。私の隣で50代後半くらいの女性が一生懸命に山のガイドブックを探していました。店員さんに「新潟の山」の本はありませんか と尋ねていましたが、生憎新潟の山の本はありませんでした。


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その女性は「角田山に今週末に行きたいのですが、ガイドブックか地図はありませんか」と真剣に尋ねていましたが、やはりガイドブックも地図もその本屋さんにはありませんでした。少し気の毒に思えたので、「私は今迄数回 角田山に行っていますから、なにか調べたいことがありましたら、教えてあげます」と私が言ったところ、「姉が山登りが好きで、一度角田山に行き雪割草やカタクリの花が見たいと言っているので、今週あたりに連れて行こうと思っています」とその女性は話していました。


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処がそのお姉さんは、実は癌の末期で、余命半年と言われているようです。その為何とか歩けそうな、今が最後のチャンスなので、今週末に連れて行こうと思っています、とその女性は言っていました。、「五ヶ峠から樋曾山が一番楽で、雪割草を見たいのならば、樋曾山が良いかも知れません」と教えてあげました。ついでに角田の桜尾根コースも浜辺に車を置いて、この時期は大勢の人が登っているので、迷うことなく登れます とどちらの山も地図を書いて、教えてあげました。



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その週末の土曜日に1年も前から、友達と角田に行く約束でしたので、姉妹に会うかどうか注意しながら登りましたが、会うことは無く、その年も大晦日を迎え、最後のメールやコメントをチェックしていたと処、知らないFさんと言う方から、たどたどしいメ-ルが来ていました。3月末の日曜日に姉と桜尾根を往復で登り、沢山の写真を撮り、姉さんの病床に飾り病気と戦っていたようです。12月中ごろに、ついに帰らぬ人になったようですが、闘病中はその時の写真を見ては、頑張っていたとの事でした。



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その大晦日のNHK紅白歌合戦で「千の風になって」と言う歌が歌われていました、私はその時は全く知らない唄でしたが、その歌を聞きながら、Fさんのお姉さんのことを思い、涙が止まりませんでした、今でも、この辺りの山に来て雪割草やカタクリの花を見ると、その事を想い出してしまい、Fさんのお姉さんが、この辺りで花になり、風になって飛んでいるような気がしてなりません。


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こんな穏やかな山道を、気兼ね無く、あっちで撮り、こっちで撮りながら気儘に楽しんで居れば、微かに遠くから、良寛さんが子供たちと遊ぶ、歌声が聞こえて来るようです。


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       国上山の五合庵に住んでいた良寛さんの文と歌・・・・

「冬ごもり 春さりくれば 飯乞ふと 草のいほりを 立ちい出て 里にいけば たまほこの 道のちまたに 

 子供らが 今を春べと 手まりつく ひふみよいむな 汝がつけば 吾はうたひ あがつけば なはうたひ

 つきてうたひて 霞たつ 長き春日を 暮らしつるかも」


   ・・・・・この里に手毬つきつつ子供らと

             遊ぶ春日は暮れずともよし・・・・・  良寛


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今日は地元のブログ友アサレンさんが会いに来てくれました、暫し山談義をして、この辺りで秘密の雪割草の群生地を教えて戴き、そちらにも行き、いくつかの雪割l草をここにアップしました。藪を漕いで登った処にその秘密の花園はあり、この藪が守って居れば当分は安泰の場所と思いました。


          城祉より微かに見える 佐渡の金北山
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          チリメン皺の波が寄せる浜辺
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           長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただき有難うございます。

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雪の大毛無山 

(2018/3/24日  大毛無山)


桜の花も咲き始め、ようやく春爛漫の季節になりました。旧ブログより心機一転して、新しいプロバイダーにて、始めて記事を公開致します。旧ブログ同様宜しくお引き立てのほどお願い致します。


          今日の登った大毛無山より妙高・火打・焼山方面
大毛無トップ


大毛無山と言っても、関東の方にはあまり馴染みのない山かも知れませんが、日本海に面したこの山は、冬季には10mを越える深い雪に木々も埋まり、山頂は丸い鉢のようになっています、その為 大毛無山なのだそうです。


          歩き始め
大毛無



          登り始め(前回登った重倉・籠町南山方面)
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この山へは冬季は旧新井スキー場 現ロッテ アライ リゾート付近のスキー場から登ります。


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処が登山者はリフトには乗せてもらえず、ゲレンデ内も歩いてはダメとのこと、散々パトロールの方と交渉して、ゲレンデの外を登れば良いと言うことになり、ゲレンデのロープの外を登ることになりました。


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殆どのリフトもゴンドラも半分ほどは、ただむなしく空気をカラカラと運んでいるだけで、空気を運んでお金にになるならば良いのですが、旧新井スキーが倒産して、ロッテが買い占めてこの冬に再開したスキー場ですが、韓国から大勢のスキーヤーや登山者でも呼ばなければ、また倒産してしまうのでは・・・と思いました。


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          奥にこれから登る大毛無山
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それでもこの広大などこまでも広い山は、特に山スキーヤーには憧れの所のようです。


           今日は暖かで、思いもしなかった霧氷の山になりました
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思わずの美しい霧氷と、左に妙高が見えて来ました、もうテンションが上がりっぱなしです。


          右奥が大毛無山
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           前回登った重倉・籠町南葉山と先に日本海
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          山スキーの方が憩う手前のピーク
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          山頂への辛い道も 妙高の山々に励まされ登りました
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         山スキーヤだけが登っている山頂手前のピーク
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          妙高・火打・焼山方面
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この先へは山スキーヤーの方は登らないようで、踏み跡は全くありません、フカフカの雪を踏みしめて、最後の登りに取りつきます。


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  丸い雪の尾根が日本海へと落ちて行き、良い眺めでした


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雪深い山頂に着きました。その息を飲むような素晴らしい展望に、花に背いて、ここに来た甲斐があったと思いながら食事にしました。


           妙高~火打
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          火打~焼山
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          火打・焼山・天狗原 金山あたりかな??
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          昨年シャルマン火打より登った空沢山(中央付近の山)と奥に昼闇方面かな??
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案外暖かな天気で、これらの山々を御馳走にして、どちらを向いて食べようかと迷いながらランチにしました。


          下山の道
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          奥に信越トレイルの山々
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残雪恋し山男、日焼け雪焼けした顔に春を知る、今日も想い出に鮮やかに残る登山でした。


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霧氷の十二峠

(2018/3/17日 十二峠)


関越トンネルを越えて雪国の新潟に入ると、真っ白い山なみが左右に広がって、素晴らしい雪景色になっています。右側の谷川には、八海山・越後駒ヶ岳など馴染みの山がそびえています。反対の左側にはスキ-場などの上にあまり知られて居ない山なみが、やはり真っ白い雪庇をのせて良い景色になっています。その左側の山々に一度登って見たいと思い。塩沢から十日町に行く途中の十二峠から当間山あたりに行って見ようと思います。


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魚沼スカイラインと言う道があります。冬季は閉鎖され、深い雪に隠されていますが、その道から歩き始め。途中から十二峠へと登ります


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林道から適当に尾根に登り、十二峠に着きました。


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朝方は曇っていましたが、思ってもいなかった霧氷の世界になりました


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光と影が乱舞する、美しい尾根歩きになり、今日はこの景色を見ただけで充分に満足しました。


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尾根に上がると樹間からは時々八海山や巻機などの山波が見えましたが。この辺りからは、その大展望になって来ました。


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     八海山から巻機山などの展望を楽しみながら、至福の食事タイムにしました


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大展望と思ってもいなかった霧氷に満足して下山します。


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 美しい霧氷の雪桜を楽しみながら下山しました。


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プロフィール

インレット

Author:インレット
殆ど毎週のように山に登り、時には沢登りも楽しんでいます。

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